高校部
大学受験コース
中高一貫校・高校から私立大学・国立大学受験を目指すコース。私立と国立では受験科目の数が違っており、又、理系か文系かでも、受験する学部によっても違ってきます。生徒の大学受験に合わせた各科目の学習力アップをサポートします。
国語総合
評論文と文学的文章の問題は、どちらも、年々難易度が高くなっており、この二つの領域の読解力を練習問題・過去問で鍛錬します。読んで「わかった!」だけではなく、「速読」を意識的に心がけ、内容を考える、筆者の意図を推測する作業に多くの時間を費やすことで読解力が飛躍的に向上します。記述式問題では、普段の授業の中で、要点をまとめて「自分の意見」を表現する力を付けます。日本の古典の文章や和歌・俳句は、その作品群を一貫して流れる「もののあわれ」を感じ取りながら理解を深めることが重要で、それに古文の語彙と文法事項を的確にまとめて受験に備えます。
漢文
漢文は、「訓読文」の形の問題を「書下し分」に直すのを具体的な問題を通して錬成します。登場人物が誰で、又その漢文の背景を知ることで一層その漢文の理解を深めます。 漢文は,誰でも得意科目とすることができます。これで漢文の受験は万全!
数学
「数と式」、「2次関数」から入り、「集合」、「確率」、そして「図形の性質」と進みます。ここまでは数学I,Aの領域。 次に数学II,Bに入り、「三角関数」、「図形と方程式」、そして「微分」、「積分」へと進みいよいよ数学の本丸に入ります。その後、「ベクトル」、「数列」と進み、問題演習・過去問・模擬試験へ挑戦しながら受験数学のまとめに入ります。 更に、理科系大学進学を志望している生徒には、「微分法」、「積分法」、「極限」、「複素数平面」、「二次曲線」と数学IIIの領域を指導します。 大学受験のための数学の基本は、通学する高校のカリキュラムの範囲なので、フレンドシップでは実践問題を通して、高校で学んだ数学力をいっそう学習力として定着させます。そして、本番、受験対策として問題演習とその応用を行います。これで受験対策は万全。
英語
英語では、文法力と語彙力をまず付けることが必要なので、コースの初期段階では文法問題・語彙問題の演習を徹底して行います。次に「読解問題が苦手」という致命的な欠陥を矯正するため、短文から始めて長文へと進み、「読み慣れ」を定着させます。又、これからの大学受験では、Listening の問題の配点が Readingの問題と同配点となるのが当たり前になるので、当面の対策として、Listening 力アップのための題材をこれまでの「センター試験の過去問」に求め指導します。又、英作文力は、常に、社会的事象に興味を持ち自分の意見を持つことが大切で、それを文にする為、様々なEssay Writingを実践させます。フレンドシップで斬新なのは、言い換える力を養成するParaphrasing。英語が得意科目になることを請け負います。
物理
力学、エネルギー、電磁力、波など各分野のエキスパート講師が指導します。物理で大切なのは「論理的に考える力」を身に付けること。設問への解法がわかったなら、あとはその問題を解く数式を数学から援用すること。
化学
「周期表」の理解が基本。そして化学式、熱、有機化合物など、その化合の仕組みを理解し、化学の基本知識を様々な「化学現象」に適用する力を養成します。分野別に問題練習をし、視覚的教材も使用して学力を高めます。
生物
植物・動物、細胞、遺伝、等の分野の用語に先ず精通すること。そして、生命現象の仕組みを理解し「生物」という科目の土台を築いていきます。その土台が身に付いてから、練習問題・過去問で内容を確認して行きます。
地学
地震、大気、海洋、地球など、「地学」理解のための用語をまず身に付けます。そして、地学的現象を確認し、問題集や過去問で地学的現象の知識を広めて行きます。
日本史
まず、古代史、中世史、近世史、そして近代の政治史を通史として理解します。そして、最近の傾向として時代を横断して出題されるのを意識し、歴史的事象の勃発、発展、崩壊の原因・過程を中心に見据えて問題演習を行います。「日本史はすべて暗記」というのは嘘。
世界史
教科書の「太平洋」中心の世界史よりも「大西洋」中心の世界史の学習へ移行させると、広いあの世界史の通史がまとまって理解できます。文字の羅列や単なる暗記から解放し、インターネット等を用いて海外の様々な歴史的資料を漁って、自分の中で歴史のストーリーを作っていくことで、世界史が世界地図の中で展開します。捉えどころのない世界史というイメージを一掃し、世界史は得点源の科目になります。
政治・経済
資料を読んで解答する問題が多くなっていますので、政治・経済事象を身近な話題として理解することで得点源になります。その資料のどこをどのように読み、要点の捉え方を指導します。特に、私立大学志望者はこの「政治経済」を得点源にすることをすすめます。
内部進学コース
系列の高校から系列の大学へ入学する生徒の為のコース。 各科目の学習力を養成する学びの内容は上述の大学受験コースと同じです。但し、内部進学のために指定された科目で、どのくらいの評価点を上げねばならないのかは、それぞれ付属する大学の進学基準があり、その基準に沿った学力を高める必要があります。 系列大学は、一般入試の前、11月頃には合不合を確定します。従って、学習力アップの為の早めの対応が必要です。 高校で使用する教科書、参考書、問題集に沿った教材で日々の高校での学習を完璧に理解し実力を付けます。とりわけ、高校の5回の定期試験や、主要3科目で高得点を挙げることが目標です。 系列の大学ではなく一般の大学を受験したい生徒は、途中で受験コースに変更すること可能。
日々の学習サポートコース
大学受験や内部進学を目指すのではなく、日々の学習内容を完璧に理解しておきたい、そんな生徒の為のコースです。所属する中学校で使用している教科書、問題集、参考書に基き課題に取り組みます。特に、高校の定期テスト対策をするのが主目的となるコース。まだ、大学受験をするかどうか決めていない生徒にはこのコースがお奨めです。途中で、進学受験コースへと変更可能です。